グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)作者: 佐々木俊尚出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/04メディア: 新書購入: 4人 クリック: 447回この商品を含むブログ (551件) を見る

Googleもので、面白かったのは、
Web進化論以外だと、これかな。
Googleという企業が、どういう企業なのかということが、
手際よくまとまっています。

Google Adwordsを使って、ニッチの中小企業がどんな広告戦略を
打っていくのかというところが、とても具体的に活写されていて、
印象に残った。
そして、ここの部分が、説得力をもっているということは、
なぜ、Googleが、これだけ、旋風を巻き起こしたのかという
ことの説明を見事にしているということだと思います。

とても、丁寧に取材をする人だなって、思った。
ITについて、何かを書く人が、まともかどうかという
ところを、考えることがあります。

プログラマかどうか?」

つまり、みずから、プログラミング言語を使えて、
実際に、ソフトウェアの開発ができるかどうか?

ここだけみて、判断するようにしています。
佐々木氏は、どうもCodingはやらないようです。
でも、取材力で、カバーしています。
そういう意味でも、私にとっては、稀有な本です。