近藤の帰国、そして、はてな本社の京都移転 - My Life Between Silicon Valley and Japan

とうとう、一番コメントが待たれていた方からの一言。

近藤が帰国することになって、シリコンバレーも寂しくなる。
でも、このたびの大きな決心をした近藤に僕が言ったのは、
「格好悪いけど正しい判断ができるのは、えらいことだよ」
ということだった。

そういう見方なのですね。
やはり、Negativeなようです。
ということは、「止める」ということはしなかったということですね。

「格好悪い」という言葉まで出るとは、思いもよりませんでした。

少しでも成功の可能性の高い方向を求めて、たゆまぬ現実的な試行錯誤を続けることだ。はてなは、そういう勝負ができるよう、近藤がそういう「長い勝負」を続けられるように、短期的な回収を求めるベンチャーキャピタルから資金を入れず、黒字の会社を運営しながら、コツコツと少しずつ内部留保を厚くしながら、現在に至っている。

外部資金を入れないということを、高く評価していらっしゃるのですね。
ま、そうだよね。「お金を出したら、口を出す」
という言葉もありますから。
お金がもっとあったら、打てた手が色々あったかもしれないということでは
ないという評価かな。

僕はこれまで通り、近藤とはてなを、この地から支援し続けていく。

ということでしたか。
時間がたったら、シリコン・バレーでどんな連携をしていたのか、
知りたいところです。
そんなエントリーを読める日も来るのかな。