あのころ、フリードリッヒがいた

フリードリッヒと、ヘルガは二人だけの世界にいたかった。

物語において、

フリードリッヒは、二人だけの世界にいたいけれども、

ほかの人のことがきになってしかたがない。

だがしかし。

語り手である、「僕」だけは、

自分の中に引きずり込もうとした。