朝の連続小説ドラマ見逃す

先日までの復習だと。
漫画家友達が、出版社を立ち上げる。
村井は、その雑誌に掲載する漫画の執筆を依頼される。
ところが、この友達が、取引関係をもっていた出版社が、
彼と取引断絶。
自分の出版社の資金繰りを、自らの原稿料で賄おうとしていたのに
そのもくろみがはやくもくずれる。

どうやら、この業界には、銀行や、信用金庫はお金を貸し出すという
ことはしていなかったようだ。
もし、銀行などと取引があったら、もし村井の原稿料を
友達の出版社が払えないということになった場合、
彼の出版している漫画がうれて、現金が入ってくるまで、
銀行などが、出版社に貸し出しをして、当面の費用を
出せるようにするはず。
銀行は、この貸し出しで、利息をはねることができる。
出版社は、本が販売されることで、はいってくる現金が
入手できるまでの、時間を稼ぐことができる。
漫画を投稿する人は、期日通りに、原稿料を受け取ることができる。
出版社の取引がうまいこと軌道にのれば、
3社の円満な取引関係が生まれるはず。
しかし、どうやらそうはなっていなかったみたいだ。

中小企業の資金繰りについて、こんなエントリーがあった。
捨てる神と拾う神|和田秀樹オフィシャルブログ「テレビで言えないホントの話」

おそらく中小企業の中には、このように5年に一度の税務調査で、所得をごまかしている会社も、そうでない会社も、多い少ないはともかくとして、税務署にかならず金を払うシステムになっているから(本当はあり得ない話なのだが)、税金を払うことで資金がショートしたり、払えない会社もあると私には思えてならない。それでつぶれる会社さえあるだろう。税務署は不景気や払える能力など考慮しないからだ。
こういう運用面のことは政治家は気が付いていないだろう。政策や法律というのは実際の運用がどうなされるかで、とくに中小企業には大きな影響を与える。
うちも多少資金繰りが厳しくなった。

すると、親切な銀行の人が、亀井氏のおかげで、今は申請したら大抵貸してくれるから、ご用立てできると思いますと言ってくれた。
私は基本的に、というか何度も書いていることだが、亀井という人は信用していないし、利権の匂いがして仕方がない。小沢氏よりおそらくワルだと思っている。
でも、亀井氏の政策のほうが、庶民や弱小企業、おそらく地方の会社には役立っているということがわかったのだ。
悪い人でもいいことをするし、いい人が結果的に庶民をいじめることもある。