Android: momentum, mobile and more at Google I/O - The official Google Code blog


おっと、もうGoogleI/O 2011 の発表内容が
どんどんYouTubeで公開されているのだね。
まあ、最初の一発だけの印象だけど。
Googleだって、別に神様が運営している会社ではないのであります。
「完璧は神のみなせる技、誤るは人間の業」
でしたっけ。
こうやってI/Oも数年みていると、Googleだって試行錯誤を
しながら今日があるのだなと思う。
GoogleGearとかあったなとか。
僕が日本のI/Oに参加してみたとき、Tシャツをもらったので
覚えている。
Droid君 GoogleGears GoogleMap GoogleAppEngine
こういった4つのWebServiceが、イラストのロゴになっていて
しばらくお気に入りによく着ていました。
歩く広告塔になっていたんだね。
でもGearsなんか、たしかカーネギーメロン大学の先生とか
ひっぱってきて、お披露目したのに、サポート中止に
なってしまった。
この4つのServiceの中で、数年の年月を経て、大きな花を
咲かせるかもしれないのはやはり携帯電話まわりの
開発なのかなという動向が今回のI/Oではっきり
したような気がする。
結局、この冒頭のKeyNoteも、AndroidOsに関連する
技術発表だらけになりました。
携帯電話の端末やタブレットの端末からインターネットに
つなげて、色々なコンテンツを楽しむ全世界の消費者
こそが、これからのIT業界、インターネット業界の
飯のためになるのだということを、はっきり打ち出したのだと
思う。
NTTが2001年頃にはじめたi-modeのようなビジネスモデルが本格的に全世界で始まるのだと。
そういうことを強烈に印象づけられた。
開発力にせよ、資金にせよ。
使える資源に限りがある人たち、会社はこれからこの
業界にどうやって立場を確保していけばいいのだろうと。
そんなこともふと思います。
というように、携帯電話のことばかり書き連ねましたけど。
「もうそういう狭い範囲の話ではなくなってきているのだよ。」
という趣旨のこともばっちりうちだされたわけで。
(これも前からですが。)
まだ、詳細をつめておりませんが。
Googleのデモを見る限り。
たとえばスポーツジムにおいてあるバイク。
有酸素運動やるやつ。
あのバイクとAndroidOSをインストールした端末を
つなげるのだと。
そして、バイクでこぎまくるという入力をつないだ
端末に通信させることができる。
その結果、Android端末で遊ぶゲームの入力が
スポーツジムのバイクからも可能になるだとか。
バイクで動かしている飛行機を端末の中の
シューティングゲームで動かして、
遊ぶというデモを実際に見せていました。
AndroidOSの端末を、上下左右に動かすと、
それにあわせて、上下左右にゆれうごく板ですとか。
だんだん、端末であそぶゲームというより、「遊園地」
に近いようなそんな「開発」までできるのだよと。
その開発ノウハウをもっている会社ってどこよ?と
思うのですが。
アイディアはエンターテインメント。
ハード開発は、電子工学の人か。
そして、端末と端末の間のコミュニケーションは
エンジニアの役割だと。
ほかにも、家庭内の照明設備とか。音響のオンオフとか。
どういう仕組みなのか、詳細は勉強しないといけないけど。
たしか、AndroidOSをいれたラジカセに、CDアルバムをかざすだけで、その音楽が演奏されるとか。
AndroidOSを端末にして、照明のOnOffができてしまうとか。
もうはるか昔から家電メーカが研究してきた技術なんだろうけど。
その技術の実現に必要なソフトウェアをどんどん無償公開していくと。
携帯電話まわりの開発にとどまらず、OSをインストールしたコンピュータに出番のあるProductすべてにAndroidOSを搭載させていくという、当初からの路線が、どんどん本格的に
なっているのだよと。
音楽や映画のダウンロードなどが、Appleのサービスみたいに
容易になるという発表もあったけど。
OpenSourceを売りにしている会社の面目躍如だなと
思ったのは、OpenAccesoryだったのかなと。
まあ、中小零細に生きている立場からすると、
Googleがこうやって、いままであまりおおっぴらにされる
ことがなかった(少なくとも私の知る範囲で。)ソフトウェアをどんどん公開してもらう
ことで、私なんかは、IT業界というのがなんなのかという
ことを学習しているわけですが。
いくらOpenにしても、「技術的格差」みたいなものを
逆に感じてしまう。
競技場で、マラソンをするためのエントリーはとことん
簡単にすると。
さあ、走れといわれても、そのレースを走りきるには
それなりの体力や、修練というものがいるのでありまして。
そんなことも携帯電話で遊べるゲーム開発を追いかけていて、
いやがおうにも思い知らされることが多いのです。
エントリーチケットを「無料」でもらって、いざ
スタートラインにゴソゴソと混ざってみたら、
今まで想像もつかなかったような強力なアスリートが
全世界にちらばっていることを思い知らされるわけです。
逆立ちしても、そんなアスリートと正面衝突しても
どうしようもないわけでありまして。
でも、そういう競技場にいってみて、自分の無力さを
知るということもまたGoogleが切り開いたOpenSource路線の
強力な学習効果なのかもわかりません。
いままで、限定されていた視野が、「教育的」に
拡張されているような気がします。
問題は、それをどうやって建設的なアウトプットにするかだと
思います。
結局、仲間を集うしかないということになるのだと思います。
一体、どんなプロフェッショナルが集うことで
AndroidiOSのもっている可能性を全開にできるのだろうかと。
世の中には本当に色々な才能というものがあるから。
今回のセッションではゲーム開発に関連するものが
思いっきり増えているのも印象的です。
C++Androidの開発ができる方法とか、外せないでしょう。
Appengineを携帯電話アプリの開発でもどんどん使っていきましょうなんてセッションもあったな。
そう、Android事業のなかでも、どういったアプリが
今後の市場での中心になるのかと。
いずれは、GameEngineがトピックになったりも
するのかななんて。そんなことも思ったりします。
What does “acquisition of certain assets of Sapus Media” mean? | Learn & Master Cocos2D Game Development
どうやらZyngaというソーシャルゲーム開発会社が
Cocos2DというGameEngineの開発に大きく寄与した
エンジニアを雇用したようです。
これも、今後のゲーム開発業界の動向を占う意味で
大事なことなのでしょう。
そして、このGameEngineの開発というものを
語る上で重要な書物というものが、すでに
去年の段階で日本でも翻訳されているということも
大事なことだと思う。
日本の技術者の世界へのアンテナはちゃんと
機能しているのだなと。
外部にいて思う。
そう、どんなところにいても、世界市場という
ものを意識していることができる。
これが痛快(厳しいけど。)だから、この市場を
みているという部分が僕にはあるのかな。
ヒットするゲームの開発者ではなく、ゲーム開発を
容易にする技術をもっている人が重宝されているのだと。
これも、買収というものを視野にいれてITに関わろうと
する人にとってはいろいろな教訓をはらんでいると思います。
たとえ、そんな天空の世界のビジネスが自分のはるか
遠くで行われていたとしても。
それでも、僕は興味関心を失いたくはない。
天空で起こっていることに、アンテナをはることで
毎日の活力が生まれるということだってあるだろうと。
いま、直接は関係しないことで生計を立てていても。
世の中の大きな流れの何かに、自分も関わりたいという
欲望のようなものはどんな人にだってあるのではないだろうか。
http://sejapan.net/2011/04/start-up-team-i-think.html

ハッカー
ハッカーとはただ上手にコーディングできる人ではない。素早くプロダクトを開発して、常にプロダクトの改善をしていく開発者のことだ。

ハスラー
ハスラーとは人間関係をつねに作るひと。多くの顧客と関係を作り、提携の可能性のあるパートナーを常にみている。ハスラーは常にパッション溢れる情熱的な人で、ビジネスセンスも高く、正確に自分の想いを他の人に伝えられる人。

デザイナー
サービスの見た目と使いやすさはものすごく重要。ユーザーがサービスを信頼できるかどうかは、ほとんどデザインでしか伝えることができない。信頼性があり使いやすいデザインは必須。

今回は、あまりコピペに頼らない形で原稿用紙10枚作戦をやろうと思っていました。
でも、ネタが、丸腰では出てこなかったので、ついつい
頼ってしまった。
Inputって大事だよなってというのは。こういう時に
わかることなんだなと。
そういうことが自覚できるかどうかっていうのは、
Inputの作業そのものよりも大事な部分がありますわな。
もっとも、わかるだけではダメであって。
合理的な目的意識をもったうえで、今度は淡々と
作業としての「学習」を粘り強く続けることができるかどうかというのが大事になってくるわけです。
もうこんな年齢になっておりますから、自分がどういうスタンスで仕事をしていきたいのか。
どうやって、スキルを成長させたいのか。そんなことも
ふと考えますよ。
いや、もう考えないといけない時期は終わったのかもしれません。
なんかさ。みんなどんどん走っているように思ってしまうのだよね
さて、あと一枚分だ。
Oceans11という映画が1960年代の後半にあったようです。
泥棒の名人が、刑務所から出所して懲りもせずに
盗みを成功させるために、プロジェクトメンバーを募るという
物語。
これ、最近の映画だよなと思っていたら、実はリメークだったということを、最近知って、びっくりする。
結局11名のメンバーで計画を成功させるということらしい。

銀行強盗の首謀者
実行隊長 ポーカーが好き
スリの名人
CasinoDealer(そういえばPocketVegasなんてアプリあった。)
爆発物兵器のプロ
ラジコン・電子工作のプロフェッショナル
潜入作戦や変装のプロ
曲芸師
FBI電気技師(元)
投資家
往年の天才詐欺師

最初の作品もリメークもちょっと観てみたいなと思った。
なんで、この映画が印象に残っているかというと。
Twitterという会社に投資して、成功をおさめたAngel投資家が
登場していたTalkShowで、この映画を引き合いに出していた
人がいたから。
どんなことをするにせよ、まずは仲間探しなんだよと。
そのときに、わかりやすい具体例としてこの映画を
出していた。それを、聞きかじりの英語でなんとなく
覚えていた。
Stanford's Entrepreneurship Corner: Ron Conway, Angel Investors LP - Mike Maples Jr., Floodgate - Angel Investing Revealed
この「仲間捜し」というのは、人為的にやっていいものなのだろうかと、そんなことも思う。
実際に、エンジニアという人にいろいろあってみて、思う。
果たして、こういう方向で「人」を求めるということが
自分にふさわしいことなのだろうかとか。
そんなことも含めて。
実は、こういう「仲間探し」というのは、自分の意志で
人為的にやろうとしてもダメで、
なんとなく、「自然」にできることでないと駄目なのかなとか。
そんなことを感じたりもする。
一方で、組織的に動くことの重要性も感じる。
一人ではもどかしいということがあり、なんとなく、
手当たり次第に、色々な人にコンタクトをとってしまう。
でも、なにか、おかしなことをやっているようにも思う。