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国語の成績の伸び方例 | 御三家中学受験・桜蔭・開成・サピックス - 楽天ブログ

国語の成績の伸び方例


今日は、国語の成績の伸び方の一例を書きます。

生徒さんは、サピックス生の、新6年生。

当初の成績は、サピックス偏差値40台、時に30台でした。

4月頃から家庭教師として週1回、見始めます。

成績の推移

40台、30台−−>50台(夏)−−>55台(秋)−−>65程度(11月以降)

これは記憶で書いていますので、完全ではありませんが。

また、最後の四谷大塚の試験では、国語偏差値71をとっています。


勉強方法

1 精読の速読を教える

この方法は、独自なものなので、いつか方法を書いてみたいと思います。


2 国語の読解方法を教える

当時の国語の勉強方法は、物語文は「気持ちことば」を○で囲む。

  説明文は、接続詞を□で囲む。

  設問を正確に線をひいて読み、その通りに答える。


特に、設問の読み方は、徹底しました。

「〜の時、A君の気持ちはどう変化しましたか。」

こういう設問では、変化の前後を書く必要があります。

また、物語文では、必ず最後に気持ちを入れる必要があります。


3 知識の勉強時間は最小限に

漢字は、自分が覚えにくい部分を○で囲って意識し、あとは1回だけ書いて

終わり(つがわ式参照)

文法は、主語、述語を基本に、各品詞の意味、用法をしっかり教えた後、

  サピックスの教材を使って、練習。頻出のところを先にやれば、効率が

  良くなります。


最後に、サピックスのテスト復習は、やや普通とは違いましたので、そこだけ以下に

書きます。

本人が記述で点をとれなかった時、その記述をよく見ます。

そして、本人がサピックスの解答に納得できない時は、2つ解説をします。

「通常だと、ここをこう読んで、この様に答える」

サピックスのこの出題の先生は、ここをこう読んで、この答えを出している」


どの塾のテストにも、くせは存在しますから、そこをしっかり区別して、生徒が

心底納得するまで説明しました。

多分、これでサピックスの解答を理解することができたのだと思います。