本問題では、電界と、重力、空気抵抗(油滴が動く速度に比例)という
3つの力が、運動中の油滴で釣り合っていることがまずポイント。
コンデンサで形成される電界の方向に二つのパターンをつくる。
油滴に速度を2通り求める。
数ある油滴に速度を出していき、その「平均値」を出す。
本文では、この実験データをとる作業を3回やることになっている。
本文の流れにのると、こうして、電荷の値を3種類出すことになる。
そしてこの3種類の値が、「ほぼ」整数の比になっていることを
考察する。
この問題で、あらかじめ知ることができる数値が大事。
コンデンサの平行版の距離と、電圧が知っているから電界の値も
出せる。
油滴の速度も計算可能。
こうして、ついには
Charge of Electronを計算することができる。

wikipedia:Oil drop experiment