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Contemporary Algorithm 道草「数学Girl」

数学ガール 乱択アルゴリズム (数学ガールシリーズ 4)

数学ガール 乱択アルゴリズム (数学ガールシリーズ 4)

Kindleで読了。
細かい数式展開は走り読み。
網羅的な内容説明は↓のリンクに書かれています。
数学ガール/乱択アルゴリズム:結城浩 - とね日記

京都大学情報科学OpenCourseWareアルゴリズムを取り扱った
講義を聞いていたところ、どうも聞き慣れない用語が多い。
nlognだとか。
NPPerfectがどうのこうのとか。
Satisfiableかどうかを判断する関数とか。

404 Blog Not Found:見事な取捨選択 - 書評 - 数学ガール/乱択アルゴリズム

無理矢理一言で要約すると、「アルゴリズム・サイエンス (入口|出口)からの超入門」を数学ガール化したのが本書といったところか。

なんと、有名ブログでも紹介されていたアルゴリズム本の筆者ご本人の講義だったんだね。

そういうわけで、
現在、私がブログで紹介しているアルゴリズムOpenCourseWareの副読本的な位置にあるのが
乱択アルゴリズム」の数学ガール
内容は、旧課程の数学Cで取り扱った行列の計算などもはいっている。
メインは確率。
そして、アルゴリズムの序論。
『数学ガール』出版記念インタビュー

その通りです。私が書いた『プログラマの数学』の最終章でわたしは「ファンタジーの法則」という話を書きました。 問題を解くのに、いったん別世界に行く。そしてその世界で問題を解き、解答をこちらに持ち帰る。 今回の『数学ガール』では、そのファンタジーの法則の実例をいくつかお目に掛けているともいえるでしょう。 このような「二つの世界を行きめぐる旅」というのは、 実際に体験してみると、言葉に出来ないような自由な喜びにあふれているんです。 わたしは、このような体験を「学ぶということの醍醐味」だと思っています。

大学受験数学に関しては一時期、かなりやり込んだので、ある程度のことは言えると思います。
こういうジャンルの本で、「別世界」で取り扱う問題の内容と、
「こちらの世界」で試験会場の登場人物になる問題の内容が違うとどうなるのかという心配がありますが。
私がみたところ、そんなこともなく。
数学Aだとか。数学Cでやる高校数学の典型的な問題についての考察などもきちんと書いてあっていいなと思いました。
行列のn乗計算のやり方とかね。

「数学を学ぶ」という一番、ハードルがきつい作業の中に、
「文学」「ストーリー」を持ち込んだということがこのシリーズのすごいところ。