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模擬試験について 独学の成果のフィードバック

著作権的にどうかとも思いますが。

社会人になってから、独学で医学部の再受験をされた方の

エントリーを丸ごと転載しちゃいます。

今後、貴重になりそうな、受験生に有益となりそうな

情報を、いろいろなところから拾ってきて、パッケージにすることが

目的というのがこのブログの趣旨の一つですので。

独学する受験生にとって、実は一番こまるのが

自分の学習の進展度合がどれくらいになっているのかを

客観的なデータで知る方法がなかなかないということでは

ないでしょうか。

世の中には医学部受験専門の予備校というものがありますが。

ここの一年間の費用たるやそれはすごいもの。

でまあ、このブログでは、そもそも授業で習得することですとか。

問題演習でどんなことやればいいのさとかを、学習参考書だけで

カバーしていくための方法論を拾ってきて、ブログにしています。

おそらく、予備校で学ぶ内容のほとんどはそれでカバーできているのでは

ないかと。(2015年度の私大医学部の問題とかを参照しましたが、

予備校に通わないと習得できないようなもの、合格に不可欠な知識や

解法というのはそうそうあるものではないのではないかと思いました。

慶応医学部とかもちらりとみたんですけど。たしかにここの知識問題などで

妙な問題がでます。でも、こういうマニアックな知識はおそらく予備校でも

カバーしてないんではないでしょうか。)

でも、予備校でないとどうしてもいけないものがある。

そう、自分の学力をほかの受験生と比較することです。

受験は究極の相対評価ですから。

こればっかりは、大手の予備校のところにいきましょう。

テストをうける費用だけは出したほうがいいよね。

これでも、かなり費用の節約になると思います。

合格実績と費用の関連について思いをはせてしまうエントリーもちょっと

転載します。

僕がレアル大阪を作った最大の理由は、医学部専門予備校の費用と効果を適正なものにしたいという想いだ。だから、余計な指導は減らして必要なものを自由に選択するという制度でスタートした。結果、どうだったかというと、うまくいった部分とうまくいかなかった部分があった。余計な指導を強要されることなく自由に選択するというコンセプトは守られたが、逆に、全然学力が追いついていないのに授業を取らず、こちらの言うことを聞かず一人で自習で乗り切ろうとして失敗した生徒も出てしまった。今回の制度改革の最大の焦点はここだ。もともと学力がない生徒が自習で何とかすると言っても、何ともなるはずがない。あくまで合格することを目標にしているのだから、費用を節約して、結果学力の伸びも節約されてしまっては、何のための塾か。自学自習のフォローを重視するというコンセプトは変えないが、学習進度のチェックをもっと入念に行うことにした。その上で、結局要らない指導があるのならちゃんと選択できる余地はしっかり残した。その点も細心の注意を払って制度を作り直した。各自が自由に学習すると言っても、大きなカリキュラムの筋を一本通すこと自体はなくしていない。安易に個別専門オーダーメイドカリキュラムという言い訳も作らず、合格するのに必要な道筋をちゃんと準備することをないがしろにせず、そして、やるべきことをちゃんとやってもらう。そういうことだ。やるべきことがちゃんとできていれば、話を聞こうじゃないか。それが大人の世界である。やるべきことをやらなければ、普通は誰も話を聞いてくれない。その当たり前の事実をちゃんと伝えたい。そして、当たり前の積み重ねが合格につながるという事実をちゃんと伝えたい。それが制度を変えた理由である。皆の力を借りて、「正しい」塾を作ってゆきたい。

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こんばんは。模試の受け方について書こうと思っていたところナイスタイミングでご質問いただきました。
どの模試をどの程度受けたか、受け方のコツ、あたしの模試結果の変遷(パソコンが壊れてデータが全部飛んでしまったので、奇跡的に残っていたものと記憶のみですが)についてお伝えしたいと思います。


あたしは河合塾全統模試をマーク・記述・センタープレすべて受け、駿台は第1回マーク模試とセンタープレテストのみ受けました。その他、もし旧帝大志望なら河合・駿台の大学別模試は絶対受けた方が良いです。河合の医進模試は単科大学向けなので総合大学志望なら全統記述模試で良いです。小論文模試はおそらく大学生アルバイトが採点するので特に必要ないかなと思います。

河合塾の模試を受けるべき理由は2つあります。

1つめは、圧倒的に受験生が多く母集団が大きい試験であること。センター試験受験人数は50数万人で、河合マーク模試受験人数は30数万人です。受験人数が5万人程度の代ゼミ模試よりも合否判定は正確に出ます。

2つめは、マーク模試において問題の難易度がぶれず、最も本番のセンター試験に近い良問であることです。高校時代の予備校の恩師に聞いたのですが、それは、河合塾が他の予備校よりも圧倒的に模試作成にお金と時間をかけているからだそうです。各科目の実力講師が複数人集まり、討議を重ねるとのこと。他の予備校では、1~2人の講師に丸投げされることが多く、検討が不十分で、難易度や質が講師によってバラバラになることが多いそうです。

ちなみに駿台模試「Soon Die 模試」という別称で知られ、難易度が極端に高いです。河合との差別化を図るためか、おそらく旧帝大・医学部受験生しか相手にしてないんじゃないかなーと思います。旧帝大医学部受験生の方には駿台模試の方が好みという人もいるかもしれませんね。
「机の河合、生徒の駿台、講師の代ゼミ」とはよく言ったもので、模試作成が得意なのは河合塾、生徒が優秀なのは駿台、有名講師を輩出するのは代ゼミ(もっとも今は東進に取ってかわられたかも)、という意味です。少なくとも河合と駿台に関しては真理を突いてると思います。



次に、模試の受け方についてお話しします。模試をあますところなく利用すると良いです。模試は、受ける前、当日、受けた後の3回にわたってものすごく役に立ちます。

1つめは、模試を受ける前、模試の範囲を目安にして学習計画を立てることです。次回の模試の範囲を元に長期・短期の学習計画をたてると勉強がスムーズに進みます。たとえば、地歴や数ⅢCなど、秋には範囲が「全範囲」になるので、それまでに一通りの学習を終えなければなりません。本番を考えるとそれは理想的な進度だと思います。また、模試を受ける際に未習分野があれば、それだけで大幅に点数が下がってしまい、モチベーションが下がるだけでなく、その問題をテスト形式で解く貴重な機会も失われてしまいます。だから、模試までにその範囲を学習しておくということが大事です。

2つめは、模試当日、本番さながらの雰囲気を体験するということです。「あと数ヶ月後の本番の会場にいる」と自分の中で想定します。具体的には、持参する参考書、電車や休み時間の使い方、テスト中の時間配分、パニックになったときの対処法、書きやすい筆記具など、あたしは模試と本番ほぼ同じにしました。ちょっと細かいですが、お昼ご飯の量も…食べ過ぎると眠くなってやる気がなくなるので。。休み時間には、参考書の重要ページに付箋を貼っておき、すばやく見直して頭に叩き込んでいました。
もちろん、本番の試験では緊張するのですが、受験勉強中ずっと「模試は本番のように、本番は模試のように」を意識していたので少しマシだったと思います。

3つめは、模試を受けた後、自己採点して自分の弱みを知りそれをつぶすということです。なんで間違えたのか?なんで点数を落としたのか?分析して、参考書や問題集を使って不得意範囲をつぶします。ちなみに、「時間が足りなかった」はほんとい言い訳できません…限られた時間内で解くことを要求されるのが受験なので。
入試は総合点なので、1つでも不得意科目や分野があると本当に苦労します。得意科目をさらに完璧にして5点伸ばすより、不得意科目を20点伸ばして総合点を上げるのが合格への近道です。



それでは、1年間のあたしの模試結果変遷をご紹介します。

5月、第1回河合塾全統マーク模試。804点、84.6%。
勉強を始めて3ヶ月、目標は85%だったのでなかなかいい線いきました。でも、ビギナーズラックかもしれないし第1回目は簡単だろうし、現役生はまだまだ伸びるだろうし、全然油断はできませんでした。一応1年を通じてマーク模試はずっとA判定でした。
記録してあった点数内訳は、

英語 185
リスニング 42
国語 179
生物 89
化学 92
現社 98
数1A 47
数2B 72

国語はほとんどやらなかったけど文系時代の貯蓄がありました。英語は単語や文法は少しやったけど社会人時代のTOEICが功を奏したもよう。化学と現社はまったく独学で始めたのでこれは自分で自分を褒めてあげたい。
…ですが、ものの見事に数学です。特に1Aひどいですね…結局、最後まで1Aを克服できず苦しむことになりました。



5月、第1回河合塾全統記述模試。
これはデータが残っていないのですが惨憺たる結果でした。確か記述単体でE判定、マークとのドッキング判定でD判定でした。不得意科目の数学でガッツリやられ、マークとはまったく様子の異なる記述化学に戸惑ったまま試験が終わってしまいました。二次試験かなりヤバイと認識。



7月、第1回駿台全国マーク模試。773点、82%。
内訳は
英語 171
リスニング 44
国語 164
現社 78
数学ⅠA 81
数学ⅡB 69
生物 78
化学 89

日程がたった数日しか変わらない下記8月の河合模試の点数と比べても、いかにSoon Die 模試の問題が難しいかよくわかります。。とはいえこの得点率はなかなかショックでした。



8月、第2回河合塾全統マーク模試。855点、90%。画像が残っていました。志望者内2位なのでけっこう良い成績でした。

第二回河合模試

1Aはまだまだですが、2Bはかなり改善しました。この模試の後、自分がヤバイのはマークではなく記述ということを再確認したので、以降はマーク模試・本番直前以外のほとんどの時間を二次対策に当てました。



9月、第2回河合塾全統記述模試。
努力はしていましたがまだ記述力は身につかず。記述単体でE判定、マークとのドッキング判定でD判定。これを受けてますます二次対策を強化。



10月、第3回河合塾全統記述模試。
記述単体では依然としてE判定、マークとのドッキング判定でようやくC判定に。ずっと二次対策をしていて少しずつ手がかりをつかみ始めました。


11月、第3回河合塾全統マーク模試。809点、85.2%。
夏以降ほぼ二次対策をしていたので少し点数が下がったのは想定内でした。

第三回河合模試



12月、河合塾センタープレテスト。87%。
1Aは6割台でした。9割超えられなかったのは間違いなく数学が原因なのでセンター数学対策強化。



12月、駿台センタープレテスト。782点、82.3%。
またもや恐るべしSoon Die!!この時期、河合センプレ後の駿台センプレに打ちのめされるのが受験生あるあるです。
内訳は、
英語 173
リスニング 40
 数1A 79
数2B 71
現社 86
国語 161
化学 94
生物 78


本番の点数はこちらを参照。→独学受験勉強―センター試験成績開示とセンター勉強法サマリー―



今回、自分の模試の点数を振り返ってみてよくわかりましたが、やっぱり模試と本番の点数は密接にリンクしています。あたしは前期落ちて後期センター+小論+面接で受かったので、結局は練習どおりにしかできないということですね。。

皆さまも模試をフル活用して本番に備えてください。