http://totodaisuke.weblogs.jp/blog/2008/03/post-a96c.html:梅田氏の著書へのコメント

マネックスという証券会社から出資を受けて、生命保険業務を営む会社を新設した
副社長の述懐。

つまり、梅田氏の著書の長大な引用も含む。

いま一緒に仕事をしている仲間は、一人一人が自分で面談をして、じっくり話を聞いた上で、右脳でも左脳でも「この人、好き!一緒に働きたい!」と思った人たち。

よかったですな。そんなに恵まれたメンバーと働けて。
きっと、大半のサラリーマンの運命は、
「いやでしょうがないヒトとどうやって、机を隣にして、職場生活を乗り切るか?」
という問題意識との格闘だろうから・・・。
新設された会社は、従業員も少ないから、たしかに「あわない」というのは致命的だろう・・・。

管理部門からマーケティング、保険事務、システムと、機能役割はスポーツチームに色々なポジションがあるように、それぞれ違うのだが、ひとりひとりが個性豊かでキラキラ輝いていて、一緒にいるだけでハッピーな気持ちになれるし、誇らしい気分になる。

ホンマですかいな。
それはすごい。
担当する生徒さんを思い出すと、一人一人の問題点ばかりが浮かんできて憂鬱になりますよ。
おれって、人間不信なんだなあ。
勉強というのは、独学が一番だとか、帰り道によく思う。
教育係りというのは、永遠に損な役回りだと思う。

最近よく考えるのだが、ベンチャーでもしかしたらもっとも大切なのは、ビジネスプランや技術ではなく、どれだけいい仲間に参画してもらえるか、ということなのではないか。

それはたしかに、そうだと思う。
一人でやれることは知れている。これは間違いない。
ランチェスターの法則は、一人の天才と、10人の凡人が戦うと、10人の凡人が勝つ
ことを、微分方程式で、シミュレーションしている。
チームをなめた人間がビジネスをやろうとしたら必ず、失敗すると思う。

とすれば、いい起業家の要件としては、「口説き力」というのがもっとも重要なのかもしれませんねぇ。

そう、これも同意します。
最後は、梁山泊を作ることが出来る人間が勝つ。
きっとそうだ。
問題は、誰がそれをやるかということ。
もちろん、このチームリーダとしての才能は、リーダになる直前までの、
個人としての、知性をどれくらい鍛えたかで決まると思うが。

金融ビジネスに従事する人間としては、最高の学歴をもっている氏であるから。
この一言は、思い。
こういう経歴をもった人間が、若いキャリアを、中小企業の立上げに投じたということは、
小さいながらも、大きな変化なのだろう。