久しぶりに数学|ブクロのブログ

そして今、図書館にて例の微分方程式と格闘、そして勝利。
積分や特殊関数などの結果が載っている本はホント重宝するね。解析的には無理やろと思う計算も載ってるし。
話変わるけど、昔、先生が「教科書を読んだとき、内容が全部頭に入らなくても、最低、どのようなことが載っていたのかくらいは把握しときなさい」と言ってたね。
僕は基本的に教科書を読むときは議論の流れを理解するよう心がけ、内容を忘れたときも、教科書を開いたときにすぐに議論の展開をすることができ、計算できるようにしているつもりですが、みなさんはどのようにして教科書を読んでますか?
どの教科書に何が載っているかは普通に読んでいれば自然と覚えるものだと思います。


受験勉強は、時間制限がある中で最大限の得点をあげるトレーニングだといえる。

受験が、おわったあとの大学での勉強に、基本的に制限時間はない。
学習する内容をたどることができればいい。
この違いを自覚する上で、このブログ(大学で理論物理学をやっている人)の
指摘は、とても大事。

前者は学習できる内容に制限があるなかでの競争を前提にしている。
→実務能力を鍛えることになる。

後者は、学習できる内容が、無制限。だから実際のテクノロジーに関連する高度な
内容を学ぶこともできる。→イノベーションを起こすのに、必要な学習

この理論物理学徒のブログを読んでいると。
どうして、中学受験算数や、大学受験数学のいきつくさきが、
「規則性」だったり、「微分積分」なのかが、いやというほど、わかる。

いきつくさきは、現実の現象を数式モデルにするテクニックなんだね。
そして、数式モデルにすることに成功すると、今度は、
「シミュレーション」が可能になる。

ろうそくが、1秒で、何cm ちびていくのかということが、測定できたら、
ろうそくにマッチで、火をつけてから、どれくらい時間が経過したら、どれくらい
ろうそくが、ちびるのか、計算できる。

ここいらになってくると。
「数学や算数は役に立つんだよ」
ってことになるのでしょうが・・・。

もっと、もっと前の段階で、みんなこけていく・・・・。