「ゲームプログラマになる前に、覚えておきたい技術」を習う前に、C++を勉強する。
- 作者: 平山尚(株式会社セガ)
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2008/11/14
- メディア: 単行本
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という書籍で勉強する前に、
C++を勉強しないといけない。
段階を踏まないと、転ぶのが、理系らしい。
- 作者: 柴田望洋
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/09/16
- メディア: 単行本
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よかったのではないかと思う。
ほかの書籍は、Cを勉強していないと、わからない箇所が多いような
気がします。
「この書籍は、Cをすでに学習していて新たに、C++をマスターしようと
する人のためです。」
などと書いてあったら注意です。
この本は、そういう危なっかしい部分もないです。
本当に、空っぽの状態から、C++のソースが読めるように
カリキュラムが組まれていると思います。
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Cppの入門書の読了をして、
ようやく、ゲームプログラマの本に着手して、
つい最近、読破。
しかしながら、かなり疲れた。
というより、最後になってくると、かなり専門性が高くなってきたような気がします。
というように、書かれていますけど。
なんとか、最近、最後まで読み通しました。
結論から言うと、求められているCppのスキルは、かなり高いように
思われます。
Cppの入門書は、2冊読破して、コピペで、演習もしたけど。
やはり、このコードには、こんな意味があって、
このコードは、コンピュータにこんな仕事をさせるという部分は、
かなり、プログラミングに熟達していないとアカンのではないかと思いました。
でも、やはりこの本やいい本だと思います。
ゲームソフトの開発に、長年従事して、いろいろな修羅場をクリアしてきた
筆者の、情熱のようなものが伝わってきます。
コードをどのように記述するかというよりは、
ゲーム・ソフトの開発というより、
デザインされたゲーム・アイディアを、どうやってコードに落とし込んでいくのかという
考え方の説明に注力されています。
どうやら、それでもいいのかなという気もします。
>やらせてもらえない仕事はとりあえず勝手にやっちゃえ
>ゲームは一人でぜんぶ作れ
とっても同意です。この際、完成するかどうかおいといて始めてみる。
そうすると、「ここは俺でもそこそこ出来るじゃん」、「ここは自分ではきついな。やっぱり専門の人はすごい」ってのが身にしみて理解できる。ってのと、
じゃあ、全体見て他の人に仕事頼むときに、他の人がどんな仕事してて、どういう対応すればお互いいい仕事を出来るかを理解できる。
つまり、たとえそれが成功しなくても成長できるってのは、とても大きいと思いますけどね。若い人にとっては、そういう仕事の仕方を許容してくれる環境かどうかも大きいかなあ。空き時間=悪みたいな効率至上主義がはびこってる職場では難しいかも。