(2/3)インタビュー - 想定通りブログで稼げる会社になった:ITpro

アメブロは、月間4億円の売り上げが損益分岐点である。この四半期は、広告による売り上げが約3億円、課金サービスによる売り上げが約1億円あった。最近は特に課金サービスの伸びが急激だ。近くアメブロの全売り上げに占める課金サービスの割合は、半分かそれ以上になるだろう。課金サービスは売り上げが開発・維持費を越えると大半が利益になるため、同サービスが拡大すればするほど利益率は高くなる。

 課金サービスの7〜8割は、ゲームをしたり友人などと会話したりできる仮想空間サービス「Ameba Pigg(アメーバピグ)」が稼いでいる。そのため、アメーバピグをいかに拡大するかが重要だ。2009年2月に始めたばかりのサービスだが、10月末時点で利用者数は140万人を越えた。今も、月間30万人のペースで伸びている。芸能人など著名人との提携を進め、メディアへの露出を増やしたことも奏効した。

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 10月28日からは女性向けにペットを飼える「ペット機能」を追加し、今後は男性向けに釣りゲームを投入するなどしてコンテンツを強化する(図)。モバイル向けサービスはアバターの動きといった表現力で問題を抱えている。だが成長軌道にさえ乗れば、モバイル向けサービスのほうが瞬発力に優れているだけに、今後のさらなる成長をけん引すると有望視している。

Mixiサンシャイン牧場との関係を考えると面白い。

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