成田空港で、アフリカ関連の書籍を探していたら、
自分の大学の先輩の著書があった。
東アフリカのサファリのことが書いてある本だった。

なんとなくからむものを感じて、きになり、
ネットで検索したら母校で講演をしていたことがわかった。
その講演の記録があったので、読んでいた。

自分とまったく同じ考え方、人生観にあったような気がして、なんとなくうれしかった。

1999年駒場祭講演会・小倉寛太郎「私の歩んできた道」 - みんせい東大駒場

 ちなみに私の息子がこの駒場の門をくぐったのはもう22年前のことですけど、私は、まかりまちがっても法学部にいくな、法律・経済・文学というのは、学校に行かなくてもできる。大学に行くんだったら、観測設備と実験設備の必要な学部へ行け。法律・経済・文学、これはやる気と本さえあればできる。ここで文科系の人がいたらお許し頂きたいんですけど(笑い)。ということで、そもそも医者から文学者になることはできる、しかし文学者が医者になることは本当に不可能に近いほど困難だ。観測設備と実験設備の必要なところへ行け、それからでも遅くはないと言うんですけど。その時に東大法学部の功罪を言ったら、親父の言うのはわかる、仲間で法学部を希望しているのは立身出世意欲が強いのがパーセンテージとしては多い。今のここにおられる文一諸君にはいないと思いますけどね。