http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20100204/1265258853

東京03は、僕が「このお笑いいいな」って思った最初のグループかもしれない。

目に飛び込んできて、「痛切」だなと思った。

そういうことが「笑い」になるんだなって、思った。

確か、MIXIの日記で、03のコントのあらすじを書いた。
不動産屋さんで、大口をたたく新人を、先輩がボコボコにやっつけるという
話だった。

そんなふうに、彼らも話せば分かってくれるのである。分かりやすい実例を示して、他人のこととして聞かせれば、自分たちがいかに理不尽であったかというのを、ちゃんと理解してくれる。
ではなぜ、そんな簡単に理解できることにもかかわらず、自分たちのこととなるとそういう理の通らないことを言ってしまうのか?

面白さをトコトン追求していくことを職業にする人の視点が、「倫理」に近づいていくというのは
とても興味深い。

それにしても、このグループが世に出るのに、Aurelianoさんが一枚噛んでいたというのは
びっくり。

なぜなら、もしこれらを見て頂けたなら、彼らの芸を楽しんでもらえるのはもちろんのこと、「他人の目を通して自分のことを客観的に見つめる訓練を最も積んだ人たちというのは、一体どのようなものなのか?」ということも、同時に知って頂けるのではないかと考えたからだ。