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いわゆる「クリエイター」といわれている人たちを取り上げているものです。
おんぼろの一戸建てにあんなに美人の嫁さんがくるわけないやろと思いつつも、
なんだか見てしまう。
以前、このドラマのモデルの水木茂が、戦争帰りであることを取り上げていた。
生きるか死ぬかの死線をさまよった人間が、帰国してから、妖怪の漫画を描く職業に
なったというところが妙にひっかかっていた。
こういう旦那さんをもった嫁さんの「リアル」な日常というものがどういうものだったのかと
想像すると、結構ハードコアだったのだろうなと思いながら、お姫様の芝居が大好きなのでありました。
途中から見ているので、くわしいことはわからないけど、どうやらこの嫁さん、
ダンナさんがいくら貯金しているのかとか、そういった資産についての状況などを
まったく把握しないで腰入りしていた。
今日のストーリでは、ダンナの書いた漫画を嫁さんが、かわって出版社に持ち込むという
ところでした。
連載の打ち切りを宣告された作家が、編集者に泣きつくという修羅場が出てきて、明日に
続く。
この時代の漫画家のマーケットは「貸し本屋」という業態だったそうな。
電子書籍のマーケットの可能性が議論されるとき、こういった「古典劇」が放送されるのは
興味深い。