新装版 電磁気学のABC―やさしい回路から「場」の考え方まで (ブルーバックス)作者: 福島肇出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/21メディア: 新書 クリック: 15回この商品を含むブログ (6件) を見る
物理トレーニングの第二弾。
電気とはなにか―身近な現象から解きあかす (ブルーバックス)
- 作者: 室岡義広
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/03/17
- メディア: 新書
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
これと、読み比べていくと。
同じ素材でも、執筆者によって、かなり記述の流儀が
違ってくる。
前者 アースとは何かということを、説明なしで登場させる
後者 アースとは、何かということを、補足して、登場させる。
前者 電圧は、電位の差だということを、水流(電流) ダム(抵抗) ポンプ(電圧)
の比ゆを使いながら、I R V の定義を緻密に行っていく。
後者 電位 電界といった用語を、あまりつっこんだ説明をしないで、登場させる。
前者 ファラデーが発見した電磁誘導の具体例の回路が複雑で、理解がしんどい。
後者 おなじ、電磁誘導も、モデルの回路を単純化して、提示するのでわかりやすい。
前者 高校の理科の先生 (物理)
後者 大学の電気の先生 (電気・電磁波)
何を勉強するのにも、人を選ぶな。
これからも、じっくり勉強しよう。
どれだけ、時間がかかってもいいから。