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- 作者: PJ Cabrera,長尾高弘
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 大型本
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だいたいのサンプルコードが動くのを確認することはできました。
ダウンロードしたサンプルコードを「ビルド実行」しても
エラーがでる原因がわかった。
どうも、iPhone Simulator のバージョンが古く設定されていたらしい。
XCode のウィンドウの右上のほうに、サンプルコードを
動作させるデバイス ソフトウェアを指定するタブがある。
そこで、古いバージョン2.1Simulator から、いつもつかっている
3.1.2 とかのバージョンに切り替えると、ちゃんと動作します。
これで、第9章にのっている「ぷよぷよ」の動作が確認できる。
これくらい本格的なパズルゲームでも手に入ってしまうのですね。
これで、落ちてくるブロックの画像を手直ししたら、
なんとなく、新しいバージョンに化けますね。
ほかにもTic Tac Toe なんてマルチプレイのゲームサンプルも
ついているのですが、どうもこれはうまいこと動いてくれません。
「ビルド実行」まではいくけど、灰色の画面が出たまま。
遊べないですはい。
しかもこの本、このサンプルコードで、どんなゲームが遊べるのかが
画像の紹介がなかったので、こまって、検索したところ、
WarGame というコンピュータを 題材にした映画があったことを知る。
wikipedia:ウォー・ゲーム (映画)
そういえば、高校時代に、ハッカーに憧れている友達がいた。
本当にすごいハッカーは、アメリカの国防省の軍事機密てんこもりの
コンピュータにもアクセスするということを聞いて、
ほう、そういうものかいなと、思ったことがある。
この映画の紹介をみていると、天才的な高校生ハッカーが登場している。
なんでも、学校のコンピュータに侵入して、自分の成績を
書き換えるなどということもしているそうな。
ちょっとレベルの高い、進学校にいって、どんな人がいるか聞いてみると、
こういったハイテクないたずらができる人というのは、1学年に1人くらいは
いるみたいだ。
私が聞いた例では、ゲームをつくるのが大好きな高校生で、
英語や、古文、数学が得意だったそうな。そりゃ、ゲームつくるのが
好きなら、ベクトルや行列を勉強しようとするだろうな。
どうなんでしょうか。
よく、子供に嫌いな野菜をたべさせるために、細かく切り刻んで、すきな
ハンバーグに混ぜると、全部食べるという話があります。
部分的にはうまくいく作戦なのだと思いますが。
ゲームというハンバーグは、算数や理科という野菜を攻略できるのでしょうか。
なんとなく、?な気持ちになってきます。
そんなことを、小学生に質問したことがあった。
断固として野菜を食べることを拒否する子がいたらどうするって。
「無理矢理食べさせる」
という答えが飛び出したのが妙に印象にのこっている。
だから
「それは、なしってことにしよう。無理矢理はだめ。ちゃんと
説得する方法を見つけてみよう。」
そんなことを、話していました。
「コンピュータネットワーク下の戦争」を題材とし、コンピュータ制御の戦争システムの危険性を描いた作品である。民間用パーソナルコンピュータが普及し、それに伴ってコンピュータウイルスやハッカーが出現した時代でもあった事から、そのリアリティのあるシナリオに波紋が広がった。当時、この映画を特集したテレビ番組の中で、“実際はどうなのか、大丈夫か”という声が上がり、NORADの広報担当は「司令部コンピューターネットワークへのハッキングは絶対不可能。また算出された結果は鵜呑みにせず、人間が必ず確認している」と回答したというエピソードがあった。 さらに映画の公開と前後して実際に米軍のコンピュータが不具合となり、核ミサイルを発射する危機に陥りそうになったこともあいまって、映画がヒットしたという逸話もあった。コンピューターによる新しい戦争形態の危険性を取り上げた作品の草分け『地球爆破作戦』(アメリカ映画)に続き、本作も評価されている。
コンピュータを動かすソフトウェアにはそれこそ無数の種類がある。
ということを私がいってもいいのかどうか、疑問ですが。
そのなかでも、どうしてゲームプログラミングに私が興味をもったのかと
いえば、私がゲームが好きかどうかというよりは、
ゲームプログラミングがもっている性質そのものによるところが大きいような
気がする。
例えば、この映画が扱っているような話題などもそうで。
国防のように、政治の重大な問題についても、その中枢は
いってみれば、「核戦争」という現実のゲームを管理するためのコンピュータが
鎮座しているという。
なんと、いったらいいのか。
ゲームは基本的、エンターテインメントだ。
しかしながらゲームがもっている要素のようなものはあらゆる
分野に応用可能性をもっている。
ゲームプログラミングの素養を通じて、いろいろな現実の問題に
関心がいくのではないかというような。
そんな問題意識がある。
これは、ある程度、私の中で、深く考えた方がいい問題なのかもしれない。
そういえば、Space Hike も宇宙を舞台した戦争をあつかったゲームだったし。
この本の9章の執筆を担当している人も
Field Runner というタワーディフェンスゲームの開発者だ。
実践! iPhoneアプリ開発 (18) タワーディフェンスゲームの作り方 (1) - フレームワークの選定 | マイナビニュース
タワーディフェンスは、リアルタイムストラテジーゲームの一種となる。マップ内にタワーがあり、それを侵略してくる敵から防衛するのが目的となる。敵は一定数が連続で攻め込んできて、これをウェーブと呼ぶ。敵を迎撃するために、砲台を各所に配置するのだが、これには資源が必要となる。限られた資源で、いかに敵のウェーブをいかに効率よく撃破するか。これがゲームのポイントとなる。
タワーディフェンスゲームの元祖と言われているのが、FlashゲームであるRoman SanineのTowerDefenseである。
別に、なんで、こんなゲームを紹介したかというと、私がはまったからという
ただそれだけの理由です。なんか、時間経過するのを忘れさせてしまう
なにかがあります。このゲームには。
このアプリ開発者の言葉をひろっていくと、FieldRunner の開発者だって
そんなにオリジナルなものをもって勝負していたわけではないという
ことになる。
ゲームプログラミングの素材は、すでにオンラインで無料で転がっている
もので、「ありあわせ」で作ったといえるわけです。
これは、地上での戦争をモデルにしたエンターテインメントであると
いえる。
お金や、場所という限られたリソースを使って、できる限り、長時間
敵が、陣地に侵入するのを防いでいくみたいな。
これはゲームに限ったことではなく、どんな分野でもJob の本質として
あるわけで。
企業だってそうだし。政府だってそうだし。
学校だってそうだし。
ゲームプログラミングは、現実の不完全な模写ではあるけれど、
こういった、状況や世界というものを、箱庭的に作り上げようとする。
その過程で、広い広い現実世界に、目が開かれたらいいなみたいな。
この人も、夢見るパソコン少年だったのかな。
なにかのはずみで、とんでもないことになる。
ゲームといったらいま南アフリカでワールドカップが開催されています。
私も日本代表の試合はみるようにします。この間、深夜にあると思っていた
日本とオランダの試合が残念なことに仕事中に終わっていたということがわかり、
無念の涙を飲むことになりました。結果は残念なことになっておりました。
あと、もうちょっとだったのにね。あれもなあ。自分の意思をもった人
22人が、ワラワラとうごきまわるわけですから。それをゲームプログラミングとして記述しようとすると、やはりそれはとても大変なことになるのでしょうな。
そう、サッカーも組織戦なわけですね。
あまり、言葉のやりとりは必要ではないからかもしれないけど、
いわゆる世界的にも強いサッカークラブチームのある国というのは
選手の獲得に、「国籍」という枠組みはあまり大きな制限にはなっていないような
そんな気持ちになることがある。
南米出身の選手が、イタリアでプレーしていたり、アジアの有力選手が
イギリスでプレーしていたり。
ヨーロッパの選手が、盛りをすぎると、アジアに天下るみたいな。
そう、日本で運営されている組織の中でも、スポーツの分野ほど、
「国際化」というものが、自然に受け入れられている分野はないかも
しれない。
そう、スポーツだったら可能なことが
「企業」のように、組織の間での濃密なコミュニケーションが要求される
ところで、可能なのかということが、どうやら、いま話題になっている
ようだ。
どこかのIT 企業の社長が、社内の公用語を英語にするという方針を宣言実行して
それが話題になっている。
http://www.toyokeizai.net/business/interview/detail/AC/810ee47297d49033c2a4b43a0a5216e0/
グローバルにコミュニケーションできるといろんなノウハウを吸収できる。なぜ楽天が強いかというと、僕が世界中の成功例にアクセスして、いいアイデアを見つけてくるから。僕は天才でも何でもない。世界中のいいものを見つけて、結び付けて日本でやる。はっきり言って、僕がやってきたのはそれだけ。
日本企業は「社内公用語=英語」しないともう世界で生き残れない - My Life After MIT Sloan
ところが、今後は新興国の市場が、先進国の市場を上回るほどに拡大していく。そこには、英語の話せる日本人を送るより安く、優秀な人材を採用できるようになってるのだ。そして、他の先進国企業も、人を送らず、現地で優秀な人材を安く採用している。新興国市場が大きいから、ここでの競争力が、企業全体企業全体としての競争力に大きく影響する。だから、現地で優秀な人材を採用し、本社側ではその人たちを本社でも受け入れる体制を整えることが不可欠になっているのだ。
まあ、両名とも日本企業がもっとワールドカップに出場できるように
しようぜみたいな話をしているのかな。
やった。
原稿用紙10枚に到達した。これでエントリーをオフにできる。
最後はちょっと反則ですが。
分業という観点を考えると、どうかなという気はする。
あるスキルを全社員に求めるということは、それなりにコストが発生する
わけですから。
そのコストを上回る利益をどういう形で回収できるのかということが
問題なのだと。