英語学習のメモ書き   反復学習の具体的なステップ

英語上達完全マップ●瞬間英作文

1.まず、日本語文の内容を理解して英作文をします。
ここで気をつけるのは無駄に時間を費やさないと言うことです。決して一つの文に1分も2分も長考しないで下さい。短文暗唱=瞬間英作文は言語的な反射神経を鍛えるトレーニングなのです。1文につき長くても10〜20秒で切り上げて下さい。

2.次に文ごとに英文を見て答えあわせをして理解納得してください。

3.英文を口に落ち着ける作業をします。
理解・納得した英文を、テキストを見ながら何度か音読して下さい。口になじんだら、テキストから目を離し数回唱えます。テキストを見ながらの音読も、テキストから目を離した暗唱も、単なる音にならないように文構造・意味をしっかり感じ、発話実感を込めて英文を再生して下さい。

ジェスチャー イメージ 声に出す。
「わかる」「覚える」 「なれる。」

4.10文全部の「英作文の流し」を行います。
「英作文の流し」とは、各項目の仕上げとして10の英文を川が流れるように、なめらかに連続的に再生していくことです。日本文を見ながら、1〜3のステップで口に落ち着かせた英文が口からすらすらとでるように状態にして下さい。

途中でつまづいて流れを止める文があれば、その文については3.のステップに戻り再び口に落ち着けます。このようにして流れを堰きとめる個所を復習しながら10文すべて終わったら、一文目に戻り同じ要領で「英作文の流し」を行います。このようにすると苦手な文は当然繰り返しの回数が増えますから自然に弱点を補強することになります。

「英作文の流し」を何度か繰り返してすべての文が発話実感を伴ってすらすらといえるようになったらその項目は終わりです。次の項目に移って1〜4のステップを繰り返していきます。このようにして、セグメント全体を終えたら第2サイクルに移ります。

第2サイクルから後はすべて同じで、第1サイクルのステップ4.の「英作文の流し」だけを行います。

サイクルは楽になってからさらに4〜5回回すのが標準です。つまり10回くらいは回すことになりますね。

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