中学入試国語……今年の動向[中学受験合格言コラム]【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】

泉浩明さんプロフィール

桐朋中学・高校、慶応大学卒。米国にてMBA取得後、大学受験予備校・中学受験塾・個別指導塾を開校。現在は平山入試研究所を設立、教材開発など教務研究に専念。著作に「中学入試国語 頻出テーマ活用法」(ビデオ教材)がある。

「我が子が伸びる親の『技』研究会」という、中学受験生を持つ保護者向けのセミナーがある。「今年度の国語入試で何が問われたか」というテーマで、私も毎年この時期に講演を行っている。

そんなのあったのか・・・。
そうそう、中学受験は、親子巻き込み型。
大学受験との決定的な違いだね。

さて今年の入試問題を分析してまず気が付くことは、記述問題が増えているということである。記述問題というと、「苦手!」という子どもが多いだろうから、それが増えるというのは受験生にとって大問題であろう。どのくらい増えたのかというと、超上位校を中心に約10%増加した。

そうですか。そうですか。
だから、読書させたり、作文させたりするわけですけど。

今年の入試を全体としてとらえれば、「問題文は前年に比べて読みやすくなったが、記述問題の増加により設問が難しくなった」と言えそうである。

だそうです。
だから、勉強の教え方に即刻変更をせまるという事態になるわけでは
ないのが、気楽というか、つまらないというか・・・。