どこかの掲示板で、ピンチョンマラソンというものがあると
見かけた。
長いし、内容しんどいので、輪読会の形式をとって読んでいくという
ことらしい。
GRだと、1940年代の映画とか、音楽とかかな。
42ndStreet

Casablanca
カジノが舞台なので、それっぽい雰囲気がある映画として
紹介されている。

セビリアの理髪師とかね。音楽が登場しているみたい。

ベッドシーンとかも出てくるけど、
映画のシーンまるごと一個が伏線になっています。
たしか、女性のいたずらで、スロースロップが、布らしいものを
かぶせられて、ばたばたするみたいなシーン。

ピンチョンが百科辞書みたいな小説を書くというのは
こういうことなんですね。

音声がない映画なども紹介されています。
Nazisの時代のドイツが実現する前段階としてワイマール共和国時代の
ドイツが出てきたりする。
そこで、ロシア革命を扱った映画なども、ちらりとタイトルだけ。
これも、知らないと、どういう意味合いで文が成立しているか
わかりづらい。たしか、ドイツの会社がつくる映画には「政治的な色合い」
がとてもうすかったと。だから、Octoberみたいな、革命を素材に
した作品なんてとんでもないみたいな。